私が中学生だった頃に、海外サッカーの情報はダイヤモンドサッカーと月一のサッカー雑誌のみでした。
そんな時にROMAのエンジのユニフォームを見た時に、かなり衝撃を受けました。
何で赤じゃないの?という素朴な疑問。
でも赤よりもこのエンジがとてもかっこよく見えるのです。
襟の黄色もとってもアクセントになっていてさらにかっこよく見えるんですね。
そのエンジのユニフォームを身にまとって、背筋を伸ばした状態で颯爽とボールをコントロールし、ゲーム自体を監督であるかのように支配していたのが、このファルカンでした。
KAPPAのロゴもいったいどうしてあんな形なのか理解できずにいた時代でした。
Barillaも何のスポンサーなんだろうかとずっと疑問に思っていたくらいです。
しかし、このファルカンがプレーしているのを見ると何もかも美しく見えたものです。
そんなファルカンが居た時のローマの復刻版ユニフォームが手に入った時は、当時を懐かしく思い出しました。
5番はファルカンの象徴ですね。
kappaが日本に進出した時に、このローマモデルのレプリカが販売されましたが、kappaのロゴマークは刺繍ではなく貼り付けでした。
Barillaの文字も入っていませんでしたしね。
KAPPAロゴも男性と女性が背中合わせに座っているというのがわかった時は感動ものでした。
絶対このユニフォームが欲しいと思いましたしね。
スクデットの意味もわかっていなかったので、イタリアのチームだから国旗を模したエンブレムがついているのだと思っていました。
それにどうして他のチームはつけないんだろうって(笑)
ファルカンも元日本代表監督だったというのも今や驚きですけどね。